山形県庄内浜産 岩ガキ

岩ガキ 店舗

山形県庄内浜では初夏の味覚、岩ガキの収穫が始まりました。岩ガキ、食べたことがありますか? まだの方は是非、今年こそは挑戦してみてください。

殻の開け方が不安でしたら、お店の人に開けてもらいましょう。昨日、国道沿いの道の駅で食べてきました。そこは漁協女性部の元気なおばちゃん達がやっている店。自分で選んでカゴに入れ、代金を支払うとおじさんが剥いてくれました。

岩ガキ

岩ガキ

さて、通常売られている養殖カキ、いわゆる「真(ま)ガキ」と天然の岩ガキは、どこがどう違うのでしょう?

まず、食べて美味しい時期が違います。真ガキは11月から3月の冬に旬を迎えます。一方、岩ガキの旬は6月から産卵期前の8月中旬です。お盆に向けて美味しい部分の生殖腺がどんどん大きくなり、一番の食べ頃を迎えます。夏に旬を迎えることから岩ガキは「夏ガキ」とも言われます。本県の岩ガキ漁も6、7、8の3ヶ月間に集中しています。8月も半ばを過ぎると産卵が始まり、味が落ちてきますので、漁も終わりとなります 。

真ガキは養殖されたものがほとんどであるのに対し、岩ガキは殆どが天然物です。ちなみに本県産の岩ガキは全て天然物です。特に有名なのが秋田県境付近の海で採れたもの。そこは鳥海山に降った雨と雪が海底から湧き出ています。この伏流水が美味しい岩牡蠣を育てるのだそうです。岩牡蠣は水深10m位までの岩や岸壁、テトラポットに張り付いています。素潜りか船の上から箱めがねで海中を覗き、棒で突き落とし、網ですくい上げて収穫します。

真ガキの産地は三陸、広島が有名ですが、岩ガキは秋田から山陰にかけての日本海側が主な産地になっています。真ガキは、殻付きのままや剥き身で販売されるばかりでなく、カキフライ等のお惣菜に加工されて店頭に並ぶこともあります。岩ガキは殻付きのまま販売されています。