市場便り(2019年5月)クジラのヒゲ

クジラは、口の形によって大きく2つのグループに分類されています。歯のある「ハクジラ」と歯の代わりにヒゲが生えている「ヒゲクジラ」。「ヒゲ」の構造を詳しく観察すべく、「鯨と海の科学館」(岩手県山田町)を訪問してきました。

「鯨と海の科学館」建物外観。
歯のあるクジラ(マッコウクジラ)
歯のないクジラ(ミンククジラ)
口の中に歯がない代わりに、歯茎が変化してできた「クジラひげ」があります。

クジラひげは歯茎の粘膜が変化して発達したもので、櫛状に上あごだけに生えています。(展示解説文引用)
観察してみると、クジラひげは薄い板状で片側に200~400枚生えています。毛羽立った側を口の内側に、ツルんとした側を外側に向けて整然と並んでいます。触ると爪のように硬いですが、生きている頃は弾力性があるそうです。
口の内側を覗くと、まるで上あごに巨大な歯ブラシを取り付けているようです。
巨大な舌が見えます。
ハクジラの好物は、オキアミやプランクトンなどの小さな餌。これをを海水と一緒に口に含み、下あごと舌を使ってヒゲの間から海水を口の外に排水します。こうすることで、ヒゲのブラシ部分に餌だけが残り、効率良く餌にありつけるという訳です。
ヒゲの大きさは、種類により様々のようです。

他にも興味深い展示が多くありました。夏休みの自由研究ネタ探しに好適な場所です。お子様とご一緒にいかがでしょうか?

山形味彩HP
http://yamagata-ajisai.jp/